阿那律-天眼第一
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釈迦十大弟子、阿那律尊者は梵語でアヌルッダです
今日の絵は阿那律です。
2600年程前、インドで仏教をはじめられたお釈迦さまは、さとりを得られて以来45年間にわたって、インド各地で人々に教えをひろめ、多くの弟子を得ました。
生涯に1250人の直弟子がいたとされ、中でも優秀な10人の高弟が十大弟子と呼ばれます。

阿那律 興福寺 奈良時代
乾漆像で顔は日本人のような表現です。阿那律を見た人はいないと思います

阿那律 清涼寺 平安時代
仏師は興福寺の阿那律を参考にしているかもしれません。
天眼第一の阿那律(あなりつ)
アヌルッダはお釈迦さまの従弟です。
お釈迦さまが祇園精舎で説法をされている時に、アヌルッダは居眠りをしてしまいました。
お釈迦様に叱られて、それ以後は不眠・不臥の修行をしました。
釈尊は眠ることをすすめるのですが、かたくなに固辞します。
それがもとで失明してしまいます。
アルヌッダは失明したことによって天眼を得ました。
天眼とはすべてを見通すことができる智慧の眼です。
後に天眼第一と称されるようになります。
奈良の写真

産直市場

金魚屋

興福寺南大門趾

興福寺納経所から五重塔

東金堂と五重塔
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