根来寺大傳法堂
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根来寺の続きです
大伝法堂は根来寺を総括した本堂です。
大日如来(三尊像)を安置します。大きさは約5mの丈六仏です。

案内書

根来寺図

大傳法堂
中央に金剛界大日如来、左脇侍(向かって右)に金剛薩埵、右脇持に尊勝仏頂尊を安置してあります。
このお堂は、天正十三年秀吉の紀州攻めに焼失を免れた直後に、秀吉は京都紫野大徳寺の文蔵主に管理を任せたのですが、どう間違ったものか文蔵主は拝領したものと思い、大傳法堂を解体して紀の川を下り海路淀川をさかのぼりはじめたところで差止められ、文蔵主は罰せられて流罪となりお堂の用材はその場に全部荷揚げしてそのまま朽ち果ててしまいました。今の淀川河口の伝法町がその場所といわれています。
その後紀州徳川家の外護を受けて、大門・伝法堂・常光明真言殿・不動堂など主要な伽藍が復興されました。
東山天皇より覚鑁上人に「興教大師」の大師号が下賜されました。
根来寺に現在残っている建物の多くは、紀州徳川家の援助を受けて復興したものです。
それは、根来寺は和歌山城の東北つまり鬼門にあたるので援助されたと思われます。
現在の大傳法堂は文政十年(1827年)に再建されたものです。

大師堂

大傳法堂

興教大師の説明

興教大師祖廟
今日の絵

興教大師 覚鑁上人

根来寺大傳法堂
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