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法輪寺講堂の仏像の続きです。
法輪寺講堂の仏像の続きです。
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法輪寺 
IMG_0004 (2)
今の伽藍図 パンフレットより
最盛期はこの数倍の大寺だったようです。講堂に昔の伽藍図がありました。
P1050543.jpg
講堂   
P1050609.jpg
法輪寺遠景
講堂の仏像の続きです。
地蔵菩薩立像
地蔵菩薩法輪寺講堂
平安時代 木造 彩色 像高149.8センチ 重要文化財
もとは金堂におられました。頭部は僧形に造られ、髪際の線を波打たせているのが特徴的です。
体の特徴から10世紀頃の作とされています。
内刳(うちぐり)のない檜の一木造りです。
もとは彩色像で、顔には胡粉、法衣には朱のあとが残っています。
地蔵菩薩は、釈尊入滅後、弥勒菩薩が成道するまでの無仏時代に、六道の衆生を救済する菩薩です。
今この世には仏がいないと云う事です。その前提で地蔵信仰が盛んに行われてきました。
また子供を護る仏様として、平安中期以降地蔵信仰が盛んになりました。

聖徳太子二歳像
聖徳太子二歳像法輪寺
 厨子内に聖徳太子二歳像と16歳孝養像が安置されています。
江戸時代 木造 彩色 像高57センチ
平安時代に聖徳太子伝が成立し、中世以降、聖徳太子信仰が盛んになるにつれて、そのエピソードに基づいた太子像をつくることが全国的に盛んになりました。
聖徳太子二歳像は、生まれてから一言も発せられなかった太子が、二歳の2月15日に合掌されて「南無仏(仏法に帰依するの意)」と唱えられたという逸話に基づいたお像です。
上半身裸で、緋色の袴をつけて合掌しておられます。
右に十六歳孝養像が安置されています。

今日の絵は畦地梅太郎山男風如来様です。
畦地梅太郎山男風如来様
畦地梅太郎山男風如来様






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