法輪寺のつづきです。龍鬢褥
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法輪

法輪寺報10月号
龍鬢褥(りゅうびんじょく)について書かれています。
褥とは敷物です。イグサを五色に染めて追った豪華な花筵で推古天皇の愛用品だそうです。
一畳の大きさだったものが半分に切られて周りを錦の飾り縁をつけてあります。
弥勒菩薩立像

平安時代 木造 彩色 像高157.3センチ 重要文化財
以前は金堂にご安置されていました。現在は講堂にお移ししています。
寺伝では聖観音菩薩となっていますが、持物から弥勒菩薩とされるようになりました。
量感のある体つきや、股間の渦文や裳裾近くの翻波式衣文(ほんぱしきえもん)等の表現に平安前期彫刻の特色がみられます。檜の一木造で、彩色はほとんど剥落しています
弥勒菩薩は梵語でマイトレーヤといい、「慈から生じたもの」という意味です。
弥勒菩薩は釈迦の跡継としての存在で、現在は菩薩のまま、その浄土である兜率天で天人に対して説法されています。
釈迦仏の予言によって、仏滅より56億7千万年後にこの世に現れる仏様です。
吉祥天立像

平安時代 木造 彩色 像高171.3センチ 重要文化財 以前は金堂にご安置されていました。
杉の一木造りで、背刳(せぐり)をほどこし、背板を当てています。眼・鼻・口とも浅い彫りで、柔らかく肉づけされた顔にやさしさを加えていますが、頸が短いため、お顔はやや四角ばった印象にみえます。
着衣の下から沓が見え、二段の丸框の上の荷葉座(蓮の葉の台座)上に立っておられます。
浅い彫りや穏やかな像容からして、10世紀後半頃の造像です。 吉祥天はまた功徳天ともいい、もとインド神話の吉祥の神が仏教に入ったもので、福徳円満の女神として古くから信仰されています。
今日の迷画はキースヘリングICONS モジリアニ風菩薩 清水崑 女カッパ風猫です。
キースヘリングICONS風

キンナリー 半神半鳥じゃなくて半神半蝶のキンナリー
モジリアニ風

縦長菩薩
猫

今日の猫は清水崑 女カッパ風
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