大和路秀麗八十八面観音巡礼、3 西大寺
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今日の絵は大和路秀麗八十八面観音巡礼、西大寺です。
あらゆる方角を向いて厄災から救ってくださる十一面観音様を八体巡ると、八十八面のお顔を拝することとなります。
「子供の十三歳・女性の三十三歳・男性の四十二歳」の厄年の合計八十八歳と同数になることで、人生における全ての厄災から救われるという八十八面観音巡礼です。
大和路の国宝、重要文化財からなる、八ヶ寺の十一面観音巡りです。
八月八日法輪寺から始めた大和路秀麗八十八面観音巡礼です。
法輪寺、室生寺とまわり今日は西大寺です。

御朱印

共通拝観券
西大寺四王堂の中尊は巨大な十一面観音立像です。
四天王に守られた十一面観音は右手に錫杖を執り、左手に華瓶を持つ長谷寺式と称されるお姿です。
大きさも長谷寺観音様に次ぐ大きさです。
元々は鳥羽院御願の法勝寺十一面堂の本尊でした。
法勝寺十一面堂が顛倒し、十一面観音像も顔面を除き破損しました。
それを興正菩薩叡尊によって修復が行われ、正応二年(1289年)亀山上皇の院宣によって、京都から西大寺四王堂に移されました。

十一面観音立像、重要文化財

増長天に踏みつけられる邪鬼
南大門から本堂を望む。

本堂の前に巨大な五重の塔の礎石があります。大きすぎて再建されませんでした。
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