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今日の画像 軍荼利明王立像 大威徳明王騎像
軍荼利明王立像

軍荼利明王(ぐんだりみょうおう)は五大明王の一尊であり、南方を守る明王です。
軍荼利明王は、悪鬼などの外敵、特に善事を邪魔する者から人々を守ります。
梵語では「グンダリー」といい、とぐろを巻く蛇という意味です。
その名の通り、首や手首、足などに蛇がまとわりつくのが、軍荼利明王の外見的な特徴です。
この蛇は、“しつこくまとわりつくもの”=煩悩の象徴とされており、本来は人々に害を与える存在ですが、軍荼利明王の力で装飾具に変化させられました。
つまり、害にしかならない煩悩ですら役立つものに変えていくという明王です。
大威徳明王騎像

大威徳明王(だいいとくみょうおう)は五大明王の1尊で西方を守る明王です。
文殊菩薩が人々の救済のために憤怒形に変身しました。
梵語では「ヤマーンタカ」で、閻魔大王を降伏する者という意味です。
降閻魔尊とも言われます。六本の足と六つの顔、六本の腕があります。
水牛に乗った明王様です。
これは水牛が水の中や陸の上を自由に進んでいくように、大威徳明王は世界を自在に行きます。
東大寺の金堂は大仏殿のことです。
堂内撮影禁止が多いですが東大寺大仏殿は撮影できます。
大仏様と大仏様の両側の脇侍仏です。

大仏様は毘盧遮那仏です。
華厳経の中心の如来様です。

左脇侍は一面二臂の如意輪観音菩薩です。
奈良時代の如意輪観音は一面二臂の半跏思惟像を如意輪観音とする信仰がありました。
中宮寺 の菩薩半跏像は如意輪観音とされています。
如意輪観音のご利益の特徴は煩悩の打破にあります。

大仏様の右脇侍は虚空蔵菩薩です。
虚空蔵菩薩は ākāśagarbha(アカ―シャ)虚空,(ガルバ)母胎の意訳であり「虚空の巨大な蔵」です。
虚空蔵菩薩は全宇宙に無限の智慧と功徳を持ちます。
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