興福寺西金堂-もうひとつの仏頭
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今年最後の更新です。
興福寺国宝館にはもうひとつの仏頭があります。
西金堂の本尊の仏頭です。
西金堂には興福寺の国宝の仏像がいっぱい並んでいました。
西金堂が焼けてから再建のめどは立たまいまま現在に至っています。
明治維新の廃仏毀釈の頃の写真を見ると無造作に置かれた仏像が痛ましいです。
廃寺になりかけていました。
西金堂にあった仏像がいま国宝館に展示されています。
国宝館は食堂です。
じきどうを国宝館として耐火構造として建てられました。
もうひとつの仏頭は西金堂の本尊釈迦如来様の頭部です。
西金堂は八部衆や釈迦十大弟子などが安置されていて興福寺で一番でした。
何度も火災にあっていますがその都度再建されました。
江戸時代の火災による焼失後は資金難で再建されませんでした。
奈良時代の乾漆像が火災を逃れて助け出されたのは乾漆像で軽かったからです。
仏頭は当初のものではなく平安時代以降の運慶の作木造丈六の釈迦如来です。
頭部だけ助け出されました。
丈六の仏像は火災の時に重くて運べないからです。
両脇待の薬王菩薩、薬上菩薩は仮金堂に安置されています。
梵天帝釈天は廃仏毀釈で売られていまはアメリカの博物館にあります。
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興福寺三重塔 北円堂とともに興福寺最古の建物
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塀の向こうは南円堂です
元西金堂の仏像

釈迦如来

八部衆 阿修羅

十大弟子 富楼那弥多羅尼子
今日の迷画

こたつ 夢二

落ち葉 夢二
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