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今日の画像 増長天 不動明王
増長天

増長天は四天王に属し、南方を護ります。
梵語名は「ヴィルーダカ」で成長、増長した者という意味です。
従者に、インド神話の魔神・鳩槃荼(ぐぱんだ)、餓鬼の薜茘多(へいれいた)がいます。
鳩槃荼とはひとりではなく、暴風神の従者である魔神集団です。
増長天はその長、魔神・鬼神のリーダーです。
他の四天王同様、甲冑を身につけ、憤怒形であり、邪鬼を踏みつけています。
手には戟(げき)と金剛杵(こんごうしょ)を持っています。
これらの武器で、釈迦と仏教、仏教の信者たちを護ります。
不動明王

「お不動さん」は不動尊のことで不動産とは違います。
怨敵調伏、勝負必勝、立身出世、商売繁盛に霊験あらたかです。
不動明王は生死即涅槃を表すと言われます。
生死即涅槃は生死を離れて涅槃はなく、涅槃を離れて生死もないという意味です。
梵語名「アチャラナータ」は“動かない尊者”という意味です。
不動明王の真言は「ナウマク・サマンダバザラダン・カン」。
経典には「河の水につかり、不動明王の真言を唱えれば願いが成就する」とあるため、滝行場にはかならず不動明王が祀られます。
お初天神
お初天神 は露天神社(つゆのてんじんじゃ)です。

元禄16年に天満屋の遊女「お初」と平野屋の手代「徳兵衛」が「天神の森(現在の社の裏手)」にて心中をしました。
近松門左衛門はこの二人の悲恋を人形浄瑠璃『曽根崎心中』として発表したところ、大きな話題となり事件の神社は一躍有名となりました。

それから「お初天神」とよばれます。

曽根崎心中では「三十三に御身を変へ、色で導き情けで教へ、恋を菩提の橋となし、渡して観世音、誓ひは妙に有難し」とお妙の名と観音信仰をかけています。(明治以前は神仏習合です。)
なお「お妙」が本名で「お初」は天満屋での呼び名です。

境内に「お初・徳兵衛」のブロンズ像があります。
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